◆大相撲 ▽名古屋場所4日目(16日、IGアリーナ)

 新入幕の東前頭14枚目・草野(伊勢ケ浜)は東同16枚目・嘉陽(中村)を寄り切り、3勝1敗とした。動き回る相手を辛抱強く攻め、二本差すと一気に土俵外に出した。

前日4日目に琴勝峰(佐渡ケ嶽)に初黒星を喫したが、切り替えて白星をつかみ「落ち着いていたので、最後しっかりつかまえられた」と納得の表情で振り返った。

 嘉陽とは新十両優勝を果たした今年の春場所で13日目に対戦。初日からの連勝を12で止められ、唯一の土をつけられていた。「前回の反省を生かして、強引にいかなかったことが良かったと思う」。6日目は西同12枚目・朝紅龍(高砂)と組まれた。「明日の相手も力が強いので、しっかり前に出ながら攻めたい」と意気込んだ。

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