B2ベルテックス静岡の中長期経営計画発表会が16日、静岡市内のホテルで行われ、2026―27年シーズンから、このはなアリーナをホームに変更することで県と調整していることが分かった。26―27年シーズンから新たに開幕するBプレミアへ新アリーナ完成予定の2030年に参入を目指すベルテが、来シーズンから本拠地を移すことになる。

 発表会では、松永康太社長が「SHIZUOKA 2030」と題し、30年にプレミア参入を目標に掲げた。そのためには「26―27、27―28年シーズンの2季連続で平均入場数3000人、年間売り上げ9億円」をクリアすることが条件で、現在ホームの静岡市中央体育館では観客数3000人に満たないためネックとなっていた。ベルテックスでは今年6月から県側と話し合い、最大4000人収容可能なこのはなの使用を模索。松永社長は「県から前向きな返答をもらっている」と、説明した。

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