2月のフェブラリーSをコスタノヴァで制すなど活躍したレイチェル・キング騎手=英国出身、オーストラリア拠点=が、今年2度目となる来日を果たし、今週末から騎乗する函館競馬場に姿を見せて意気込みを語った。

 7月17日は1頭の調教に騎乗した。

「小回りはオーストラリアにもよくありますし、札幌でも乗った経験があるので特別な感覚というのはないですが、きょう乗ったのは芝やダートコースよりも小回りのウッドチップコースだったので、今後、芝コースも含めて確認をしたいです」と感想を語った。

 前回の来日ではコスタノヴァとのコンビでフェブラリーSを制し、女性騎手では史上初のJRA平地G1制覇を達成した。「毎回日本に来るのを楽しみにしていますが、前回G1を取る事ができて来たいという思いが前回よりもさらに増していました。日本のファンと会うのももちろん楽しみにしていました」と笑顔を浮かべた。

 今週末は函館で函館2歳S(エイシンディード)などの手綱を執り、来週は新潟でプレー。その後は札幌記念(8月17日)週まで騎乗予定。“キング姐さん”が夏競馬を盛り上げる。

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