◆大相撲 ▽名古屋場所5日目(15日、IGアリーナ)

 元大関で西幕下筆頭・朝乃山(高砂)は、東同筆頭・旭海雄(大島)を寄り切って2勝1敗とした。2日目の2番相撲で初黒星を喫していたが、取組がなかった2日間で左膝のケアなどに努め、「負けて引きずることが一番ダメなので。

しっかり切り替えることが、大相撲にとって一日一番ということだと思う。しっかり体をケアして今日に挑めた」と胸を張った。

 昨年7月17日の名古屋場所4日目で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがを負った。ちょうど1年後の取組にも「全く何も感じてなかった」と、過去は吹っ切っている。「(2日目の黒星は)当たり負け。防戦一方で何も反撃できなかった。自分に腹が立っている。そういう悔しかった相撲をあと残り、全部ぶつけていきたい」と闘志を燃やした。

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