新日本プロレスは17日、上野の飛行船シアターで“真夏の最強戦士決定戦”「G1 CLIMAX 35」(開幕戦・19日、札幌・北海きたえーる)の公開会見を行った。

 2年ぶり23回目の出場でAブロックにエントリーされた来年1・4東京ドームで引退する棚橋弘至は「いやぁ~、出ますよ『G1』。

昨年出られなくて、本当に悔しい思いをしました」と切り出し「ただ、厳しい闘いになるのは覚悟しています。メインイベントが多いのでボクはね、メインイベントの度におそらくドンドン良くなっていくと思います。今、みなさんがボクにどれだけ期待しているかわかりませんが、ボクは棚橋弘至にまだ期待しています。だから、最後の『G1』も言わせてください。ちょっくら優勝してきます」と最後の「G1」で2018年以来となる4度目の制覇を宣言した。

 今年のG1は、10選手がA・Bの2つのブロックに分かれてリーグ戦を行う。公式リーグ戦はすべて30分1本勝負で全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。各ブロック1位は8・16有明アリーナの準決勝戦に進出する。

 8・14後楽園ホール大会でAブロック2位とBブロック3位が、Bブロック2位とAブロック3位が時間無制限1本勝負で決勝トーナメント進出決定戦を行う。

 8・16有明でA1位がB2位対A3位の勝者と、B1位がA2位対B3位の勝者と、時間無制限1本勝負で準決勝戦を行い、勝者が8・17有明大会で時間無制限1本勝負の優勝決定戦を行う。

 公式リーグ戦で1位と2位と3位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定。3位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合はトーナメント出場者決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。

 「G1」エントリー選手は以下の通り。

 ◆Aブロック

ボルチン・オレッグ

上村優也

辻陽太

デビッド・フィンレー

EVIL

SANADA

棚橋弘至

大岩陵平

タイチ

カラム・ニューマン

 ◆Bブロック

エル・ファンタズモ

海野翔太

鷹木信悟

ザック・セイバーJr.

グレート―O―カーン

ゲイブ・キッド

成田蓮

KONOSUKE TAKESHITA

ドリラ・モロニー

YOSHI―HASHI

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