新日本プロレスは17日、上野の飛行船シアターで“真夏の最強戦士決定戦”「G1 CLIMAX 35」(開幕戦・19日、札幌・北海きたえーる)の公開会見を行った。

 昨年の覇者でBブロックにエントリーされたIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.は「残念ながら今日朝からゴタゴタがあって、朝からすごくたいへんだったのでエネルギーを使い果たし、25分間もしゃべり続けることができないのごめんね!残念ながらゲイブの帽子をひったくって、引っぱたいて起こすこともできなかった。

ごめんね! あと、オーカーンのヘンテコな頭のうしろにくっついてるシッポみたいなアレ。アレをハサミで切ってやりたかったけど。あとはELP、なんかそのすごいかっこよさげなサングラス、取り上げてやってもいいんだけど。でもどうかな、それも」と一気にまくし立てた。

 続けて出場選手たちへ「みんな聞いて。ここにいるみんな、ちょっとどうかと思うよね。みんな再確認したいんだけれども、IWGP世界ヘビー級チャンピオン、去年の『G1』のチャンピオンって、俺だよね?このBブロックにいるみんな、本当にどうかと思う。決勝戦で勝って俺に負けるか、その前に敗退するか、オマエたちの運命はもう決まってる。それはBブロックでもAブロックでも関係ない。なぜならば、『G1 CLIMAX』で今年も優勝するのはこの俺だから」と連覇と外国人として初の最高峰王者としての「G1」制覇を宣言した。

 そして「『G1 CLIMAX』でベルトを獲得しながらも、歴史を作って優勝し、このまま勝ち続けていくためには、これからたいへんな量のプロテインをガブ飲みして、そしてオナラの力を使って火星まで飛んでいかなきゃいけないから、ちょっと失礼します」と言いたいことを言うだけ言って退場した。

 今年のG1は、10選手がA・Bの2つのブロックに分かれてリーグ戦を行う。

公式リーグ戦はすべて30分1本勝負で全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。各ブロック1位は8・16有明アリーナの準決勝戦に進出する。

 8・14後楽園ホール大会でAブロック2位とBブロック3位が、Bブロック2位とAブロック3位が時間無制限1本勝負で決勝トーナメント進出決定戦を行う。

 8・16有明でA1位がB2位対A3位の勝者と、B1位がA2位対B3位の勝者と、時間無制限1本勝負で準決勝戦を行い、勝者が8・17有明大会で時間無制限1本勝負の優勝決定戦を行う。

 公式リーグ戦で1位と2位と3位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定。3位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合はトーナメント出場者決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。

 「G1」エントリー選手は以下の通り。

 ◆Aブロック

ボルチン・オレッグ

上村優也

辻陽太

デビッド・フィンレー

EVIL

SANADA

棚橋弘至

大岩陵平

タイチ

カラム・ニューマン

 ◆Bブロック

エル・ファンタズモ

海野翔太

鷹木信悟

ザック・セイバーJr.

グレート―O―カーン

ゲイブ・キッド

成田蓮

KONOSUKE TAKESHITA

ドリラ・モロニー

YOSHI―HASHI

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