◆水泳 世界選手権第8日(18日、シンガポール)
オープンウォーター(OWS)の女子5キロが行われ、梶本一花(枚方SS)が銅メダルを獲得した。五輪種目の同10キロでは日本勢初の8位入賞。
3周の周回コースで行われたレース。梶本は序盤は先頭から少し遅れた位置につけ、1周目を15位で通過。徐々にペースを上げ、2周目を先頭から約30秒遅れの11位で通過した。残り1周で順位を上げ、上2人が抜け出す中、し烈な3位争いに参加。最後のスプリント勝負で抜け出し、3位でタッチ。初の銅メダルを獲得し、レース後のインタビューでは「とても幸せ。コーチや家族にありがとうと言いたい。チームメート、家族に早く会いたいです」と英語で答えた。
梶本は競泳とOWSを泳ぐ“二刀流”スイマー。競泳でも3月の代表選考会で400、800、1500メートル3冠を達成し、日本代表入り。27日開幕の競泳は400メートル自由形から出場する。