◆第61回小倉記念・G3(7月20日、小倉競馬場・芝2000メートル)=7月18日、栗東トレセン

 メリオーレム(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父シュヴァルグラン)は輸送前日のこの日はCWコースを半マイルから周回。程よいテンションを保ち、シャープな脚取りで駆け抜けた。

「落ち着きがあっていいと思う」と友道調教師も目を細めた。

 前走のむらさき賞を勝ってオープン入りを決めたが、昨年の神戸新聞杯は5着、菊花賞は13着で「重賞の雰囲気にも慣れている」とトレーナー。「シュヴァルグランの産駒なので長めの距離を使ってきましたが、チークを着けて行きっぷりが良くなったし、これくらいの距離がいい」と中距離重賞での好勝負に力を込めた。

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