◆大相撲 ▽名古屋場所6日目(18日、IGアリーナ)
東前頭11枚目・隆の勝(常盤山)が、西前頭12枚目・朝紅龍(高砂)をはたき込んで、3勝3敗とした。「立ち合いで立ち遅れた感じがあったが、うまく突けたことが良かった」と振り返った。
今場所から大の里(二所ノ関)の横綱土俵入りの露払いを務める。露払いは初めての経験だといい、6日間を終えて「じっとしてないといけないので、最初は緊張感があったが、慣れてきた」と笑顔で話した。
今場所は6日目を終えて東方力士として幕内土俵入りが4度。大の里は西方から横綱土俵入りをするため、東方で土俵入りした場合は、走って西方へ向かわなければならない。さらに今場所はアジア最大級規模とされるIGアリーナでの開催で会場も広く、「東西逆で4回くらい走った。まだ着かない、まだ着かないと思いながら、息切れしながらです」と苦労を明かした。
それでも横綱土俵入りの「リズムもだいぶつかめてきた。また明日からも自分の相撲を取れるように集中していきたい」と意気込んだ。