◆大相撲 ▽名古屋場所6日目(18日、IGアリーナ)

 東前頭4枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)が、西前頭5枚目・明生(立浪)を下手投げで下し、3勝3敗とした。

 左四つからしばらくこうちゃく状態が続き、2分34秒をかけて決着。

「相手が動くのを待つというよりも、自分が1枚上手だったから、相手が苦しくなったら動くと思っていた。連敗が止まって良かったが、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)からは『自分から攻めていけ』と言われているので、反省して切り替えたい」と振り返った。

 7日目は以前から対戦を熱望していた大関・琴桜(佐渡ケ嶽)戦が組まれた。琴桜の祖父で、鳥取出身の53代横綱・琴桜(現・琴桜の祖父)をたたえた相撲大会「桜ずもう」の「桜」が「伯桜鵬」のしこ名の由来という縁がある。「向かっていきたい。地元の方にも熱く応援してもらっている。そういう人たちの思いも土俵にぶつけたい」と闘志を燃やした。

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