◆大相撲 ▽名古屋場所6日目(18日、IGアリーナ)

 西前頭16枚目・御嶽海(出羽海)が西同13枚目・正代(時津風)を寄り切り、ただ一人の全勝を守った。元大関対決で右おっつけで相手を起こすと、そのまま土俵外へ。

支度部屋では「やり慣れてる相手なので」と淡々と話し、「自分の相撲が取れてるというのが大きい」とうなずいた。

 初日からの6連勝は優勝した2022年初場所以来だ。一山本が敗れ、4度目の優勝へ単独トップに立ったが、32歳は「まだまだ中盤始まったばかりなので。自分の相撲を取っていきたい」と表情一つ変えず。高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は「非常にいい相撲。内容がいい。乗ってきたらどうなるのか、見てみたい」と注目した。

編集部おすすめ