サッカー・オランダリーグのVVVフェンロ、Jリーグのジュビロ磐田などに所属し、各年代の日本代表で活躍したカレンロバートさん(40)が代表取締役を務めるローヴァーズ株式会社(千葉県木更津市)が管理する千葉県君津市内にラクロスコートを併設した合宿所「房総クロスヴィレッジ(千葉県君津市正木149―1)」が開業に先立ち、18日に竣工・開所式を行った。

 竣工・開所式は関係者、メディアを招いて11時半からスタートし、その後施設の内覧会などが行われた。

 式ではカレンロバートさんがあいさつ。「この完成した施設を私も隅々まで見ました。ここまで機能性が高く、快適なスポーツ合宿施設は全国でも数少ないと思います」。株式会社新昭和(千葉県君津市)が施工した施設に高い満足感を示した。

 最大の売りは国内でも珍しい人工芝のラクロスフィールド(100メートル×55メートル)を併設していること。専用コートがあることもあり、19、20日には28年ロサンゼルス五輪出場を目指すラクロス女子日本代表が使用する。

 同場所は都心から車で70分の好立地。2020年3月に閉校となった旧君津市立三島小学校をリノベーションし、最大宿泊人数107人の大規模宿泊施設となっている。「日本で一番時間を有効に使える合宿施設」をコンセプトにしている。「この施設を拠点に、たくさんの方々にこの清和地区に足を運んでいただき、楽しんでもらい、君津市の素晴らしさを知ってもらえるよう精いっぱい努めてまいります」とカレンさん。「ラクロスの聖地」を目指す施設が本格オープンした。

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