◆プロボクシング▽フェザー級(リミット126ポンド=約57・1キロ以下)10回戦 アラン・ピカソ―亀田京之介(19日・米ラスベガス、MGMグランド・ガーデン・アリーナ)

 プロボクシング亀田3兄弟のいとこで、WBC世界フェザー級23位の亀田京之介(26)=TMK=が18日(日本時間19日)、WBC世界スーパーバンタム級1位・アラン・ピカソ(24)=メキシコ=戦の前日計量に臨み、京之介は126ポンド(約57・1キロ)、ピカソは125・8ポンド(約57・0キロ)でパスした。

 2月に敵地で7回TKO負けした元世界2階級王者・ルイス・ネリ(メキシコ)戦に続く世界上位選手との対戦。

無敗のピカソは12月にサウジアラビアで世界4団体統一同級王者・井上尚弥(大橋)戦が浮上している強豪だが、京之介は踏み台になるつもりは毛頭ない。大番狂わせを見据え「無事、計量が終わり、明日は最高のどつき合いをするので、みんな楽しみにしとってください」とビッグマウスも飛び出した。

 5月に結婚し、6月に長男・虎之介くんが生まれたばかり。本場・米国のリング初戦そして、父親として迎える初陣となる。

 ピカソ―京之介戦は、同興行メインの元世界6階級制覇王者・マニー・パッキャオ(46)=フィリピン=の現役復帰戦の前座として行われ、日本時間20日の午前6時30分からWOWOWオンデマンドでライブ配信される。

 プロ通算戦績は京之介が15勝(9KO)4敗2分け、ピカソが31勝(17KO)1分け。

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