俳優の杉本哲太が22日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜・午前11時50分)にゲスト出演。ヤンチャだった時代にライバル視していた「シブがき隊」の布川敏和が、驚きのエピソードを明かした。
1981年に横浜銀蠅ファミリーのロックバンド「紅麗威甦(グリース)」でデビューし、現在は名バイプレーヤーとして活躍している杉本。けんかを「横浜銀蝿」の嵐(らん)に仲裁してもらったことをきっかけに芸能界入りしたというヤンチャなエピソードがあるが、その嵐から当時の人気アイドルに対して「ガンを飛ばせ」と言われていたという。その相手のひとつが同期でもある3人組アイドル「シブがき隊」だった。
VTR出演した布川は当時について「ある日、楽屋にいたら、杉本と嶋大輔がカチコミ(殴り込み)に来て、『シブがき隊、この野郎!」って。その時はマネジャーとかスタッフもいたので、マネジャーが止めに入って、けんかにならずに終わった」と話した。
しかし、話はそれで終わらず、「マネジャーたちがレコード会社の人間に言ったんでしょうね。その後、レコーディングだったんですけど、終わったぞ、飯食うぞって、そしたら謝罪の特上ずしが10人前くらい来ましたね」と、まさかの展開を迎えたことを告白。「おいしかったよ~。そしたら『スシ食いねェ!』ができた。(それから3~4年後の)19歳くらいの時に作った歌なんだけど、それがすしの歌っていう」と、大ヒット曲の意外な秘密を明かした。
これを聞いた杉本は、同曲ができたきっかけが謝罪のすしだったことには疑心暗鬼だったが、「4年後くらいでしょ? アイデアを練りに練って…すしだから握りに握って?」と笑いを誘った。元シブがき隊の薬丸裕英とは後にドラマで共演し「その節はすみませんでした」と改めて謝罪、本木雅弘とは「うやむや」のままだと語った。