◆第60回関屋記念・G3(7月27日、新潟競馬場・芝1600メートル)追い切り=7月24日、栗東トレセン

 パラダイスS3着のハクサンバード(牡5歳、栗東・高橋一哉厩舎、父ハクサンムーン)は坂路でアダマント(2歳未勝利)を2馬身半追走。余裕のある手応えで54秒3―12秒1で1馬身先着した。

児玉厩務員は「普段と変わらず動けています。力を出せる仕上がりです」と胸を張った。

 オープン初戦だった前走は中団から最内を突き、上がり最速35秒4の脚を使って3着。いきなり通用の能力を示した。「調整方法を変えて、精神的にデリケートな部分が良くなった」と同厩務員。心身ともに充実期にあり、初挑戦で重賞タイトルをつかむ。

編集部おすすめ