◆大相撲 ▽名古屋場所12日目(24日、IGアリーナ)
西前頭筆頭・安青錦(安治川)が首位を守った。平幕・玉鷲(片男波)立ち合いから突かれたが、負けじと突いて相手の懐に入り込んだ。
八角理事長(元横綱・北勝海)は「2本差しても無理には出ない。冷静だった」とうなった。幕内後半戦の高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「力強い相撲を取っている」と評価した。
初顔合わせの相手について「40歳でやれるのは普通じゃない。圧力がすごい」と敬意は忘れない。新入幕から阿武咲、大の里以来となる3場所連続2ケタ勝利を達成した。同理事長は「強い思っていたしある程度やれると思っていた」と力を認めるが、安青錦は「師匠(安治川親方)のおかげです」と謙虚。三役以上との対戦はすでに終えており、13日目は3敗の平幕・一山本戦(放駒)。