★中京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=スピントロニクス
育成時代から評価の高かったドゥラメンテ産駒だが、昨年秋のデビュー戦が11着。2戦目からダートに投入されたものの掲示板に載るが精いっぱいだった。
前走はデビュー戦以来の芝に起用。好位につけるとラストもしぶとく粘り込み、際どい2着争いに絡む0秒2差の4着に好走し、復調の兆しを見せた。
激走馬にピックアップされた要因は「距離変化で好転」と「騎手が好調」の2点。鞍上の高杉吏麒騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も見逃せない。
★札幌7R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=サンキャメロン
5か月の休養から戻ってきた直近2戦は5、7着。現クラスでは掲示板にギリギリ入るレベルで頭打ちの状態になっているが、舞台替わりはプラスに出そう。
今回は未勝利を勝った時と同じ札幌のダート1700メートル。当時と同じく小回りコースで先行力を生かす競馬なら変わり身はあっていい。
今回は「能力指数が上位」と「期待値高い偶数馬番」の2点が激走馬の要因。前者に関しては、全出走メンバーの直近5戦で1位タイの高い能力指数を算出している。
★新潟11R・3歳未勝利の馬トク激走馬=リュウノヒルド
芝の新馬戦で3着デビューを果たしたが、その後は舞台を変えながら試行錯誤を重ねてきた。今回も14着に敗れたダート中距離戦から再び条件を変えてきた。
千直は4戦前に経験済み。当時は8番枠から55キロを背負って5着に入ったが、今回は減量騎手起用の52キロで臨めるのが小柄な馬にとって非常に大きい。
激走馬にピックアップされた要因は「脚長で推進力ある」と「前走より枠順が好転」。舞台替わりに加えて、ブリンカー初装着も見逃せない点だ。