26日に夏の中京、新潟、札幌競馬が開幕した。今年は中京競馬場でも、昨年2週間行われた新潟に続き、競走時間が拡大して開催された。

5R終了後には約3時間20分の昼休みが設けられ、午前と15時以降の“2部制”で行われた。

 昼休みには「中Q競馬場ナゾトキクエスト」というクイズイベントが実施された。また、サイレンススズカ広場には休憩用テントを設置。内部は十分に冷房が効き、ベンチやテーブルが置かれている。昼休みに利用した24歳男性は「暇です」と、率直な感想。ともに来場した23歳女性は「駐車場の再入場が無料なら外に出てもいいんですけど…」と悩みを口にした。

 メインの7R・関ケ原Sを勝った坂井は昼休みに仮眠。地下馬道の天井に新設された35台の扇風機については「上がりのときは『風があって涼しいな』と思いました」と効果を感じていた。加えて、「暑いことには変わりないですし、人馬の安全が一番。お客様にも水分補給をしっかりしてほしい」と呼びかけた。

 この日、中京の入場人員は1万212人。今年はフリーパスの日(入場無料)でもあり、8610人だった昨夏の開催初日(8月10日)から18・6%増。

中京の売り上げは70億4557万5100円で、58億8505万6600円だった昨夏の開催初日から19・7%増となった。(水納 愛美)

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