現地時間7月26日に行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス・英G1を制したカランダガン(セン4歳、仏・フランシスアンリ・グラファール厩舎、父グレンイーグルス)は、インターナショナルS・英G1(8月20日、ヨーク競馬場・芝2050メートル)に向かうことが分かった。レース後にグラファール調教師が「参加してもいいと思う」コメントしたもので、競馬メディアのレーシングポストなどが報じている。
インターナショナルSには日本のダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)も参戦予定。今年のドバイ・シーマクラシックでカランダガンはダノンデサイルに続く2着になっており、英国で再戦となる見込みだ。昨年のインターナショナルSで同馬はシティオブトロイに続く2着だった。
グラファール調教師は「シーズンの終わりには日本に行くのもいいかもしれない」と話しており、オーナーサイドとの協議の結果によってはジャパンC・G1(11月30日、東京・芝2400メートル)に向かう可能性があることを示唆。なお、カランダガンはセン馬のため、凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)への出走資格はない。昨年のキングジョージを制したセン馬のゴリアットがジャパンCに参戦(6着)したケースもあり、今後のレース選択に注目だ。
ジャパンCで海外のセン馬は、1990年に豪州から参戦したベタールースンアップ(当時5歳)が勝った例がある。同レースで初めてのセン馬の優勝だった。