ロナウジーニョ、広島を沸かす　テクニックで魅了、シュート３本…ジーコ氏呼びかけで平和願う慈善試合参加
観衆を沸かせた元ブラジル代表FWロナウジーニョ。右は元日本代表DF内田篤人（カメラ・岡島智哉） 画像（1枚）

◆ジーコオールスター　ワールドレジェンズ３―１ジャパンレジェンズ（２７日午後６時・Ｅピース）

　戦後８０年を機に平和を願う慈善試合として行われた一戦で、国内外の元スター選手が集結し、「ワールドレジェンズ」と「ジャパンレジェンズ」に分かれて試合を行った。

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　元ブラジル代表ＦＷロナウジーニョが広島を沸かせた。

ジーコ氏の呼びかけに応じて来日した世界的レジェンドは前半のみの出場となったが、現役時代さながらのテクニックで会場を魅了。流れの中から放ったシュート２本はいずれもＧＫ曽ケ端準に止められ、ゴール前での直接ＦＫは相手ＤＦにぶつけたものの、存在感は変わらず“主役級”だった。

　ジーコ氏が中心となり、昨年で２０周年を迎えた世界的チャリティーマッチ。被爆８０年を迎えるにあたり、日本で初開催となった。

　収益の一部はサッカー環境整備支援、原爆ドーム・平和記念公園の整備補修支援にあてがわれ、国連ＵＮＨＣＲ協会への寄付も予定されている。

　試合は３―１でワールドレジェンズが勝利。得点者は中田浩二、アルシンド、クアレスマ×２だった。

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