◆親善試合 山形1―0Sランス(27日・NDソフトスタジアム山形)
日本ツアーで来日中のフランス2部Sランスが27日、J2山形に0―1と敗れた。後半39分にセットプレーから山形DF熊本雄太(30)に決勝ゴールを許した。
今季就任したSランスのカレル・ヘラールツ監督は「僅差の試合だったと感じています。課題としてはポゼッションはしていたものの、危険なチャンスを作り出せていなかったところは課題」と振り返った。伊東を先発で起用しなかった理由については「伊東は負傷から全体合流したのが昨日の練習から。試合に出場したこと自体がミラクルだと思っています。敬斗は体調不良で離脱していますが、体調が戻ってチームに合流すれば、(日本ツアーで)起用する可能性はあります」と話した。
またヘラールツ監督は、在籍する全選手が重要だという前提の上で、日本人3選手の重要性を強調。「伊東と関根はクオリティーの高さを見せているし、中村はオフェンスのクオリティーが高く、数字を残せる選手。誰かが欠けて欲しい、とは思っていない」と語り、フランス2部を戦う今季の大きな戦力として考えていることを明かした。