◆親善試合 山形1―0Sランス(27日・NDソフトスタジアム山形)

 フランス2部Sランスの日本代表FW伊東純也(32)が、自身の去就についての考えを明かした。日本ツアーの山形戦に後半32分から途中出場。

試合は0―1で敗れた。今季Sランスに残留となれば、初のフランス2部でのプレーとなるが「なるようになるかなって。今はチーム(Sランス)に帯同しているので、しっかりやれることをやるしかない」と話した。

 22年夏にSランスに加入した伊東は、チームの中心として3シーズンで13ゴール17アシストをマークしてきた。この日先発から外れた理由は、昨季負った左足首の負傷がまだ回復途中のため。26日に全体練習に合流したばかりで、この日は約15分間のプレーだったが「2か月ぐらいなにもしてなかったので、いきなりサッカーしたらきつかった。まだ(練習では)2回ぐらいしかダッシュしていなかったので、今日の試合の方が走りました」と苦笑いを見せた。

 この日対戦した山形は、大学時代に練習参加したチーム。オファーももらい、山形と甲府、迷った末に甲府でプロのスタートを切った。試合後にはかつて日本代表でともにプレーした山形MF土井聖真と旧交を温めるシーンも。次戦は古巣の柏戦(30日)とあり「久々に帰るんで、プレーできたらいいなと思いますけど、まだわかんないっす」と語るにとどめた。

編集部おすすめ