◆大相撲 ▽名古屋場所千秋楽(27日、IGアリーナ)

 幕内・玉鷲(片男波)た殊勲賞に輝き、40歳8か月での最年長三賞受賞となった。旭天鵬が40歳2か月で敢闘賞を獲得した記録を抜き、「うれしかった」。

この日会場入りしたときに知ったそうだ。前回は37歳だった22年秋場所で殊勲賞を獲得したが「(当時と)気持ちは変わらない」とうなずいた。

 この日は小結・欧勝馬(鳴戸)と対戦。左上手を引いて寄り切り。11勝目を挙げ通算872勝。大鵬に並んで史上9位となった。来場所には3年ぶりの三役復帰の可能性も高まった。来場所の番付発表を40歳9か月で迎えて三役昇進となれば、昭和以降の最年長記録となる。

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