J1柏は28日、柏市内でフランス2部Sランスとの親善試合(30日・三協F柏)へ向けて調整を行った。Sランスには柏に所属した経験のある日本代表MF伊東純也と同DF関根大輝も在籍する。
取材ではSランス戦の主催で、神戸―バルセロナ戦主管だったヤスダグループによる一連の動向についても言及。バルセロナ側が「プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった」などと声明を発表し、開催が危ぶまれる状況だったことを尋ねると、「なるようなるという感じでしたね。開催されたらいいねという感覚でした。そんなに大きく気にしてはいなかったですけど、開催されるだろうとは選手間でも話していました」と不安はなかったという。
7月6日に羽田空港から東アジアE―1選手権の開催地である韓国へ向かう際に、同試合について関根と話したことも明かした。出国のタイミングが偶然同じだったこともあり、空港のラウンジで会話し、「ちゃんとやれるっぽいですよ、というのはうっすら聞いていたりしていた」。問題が発覚する前だったこともあり、「やらない可能性の情報はそんなに入ってきていなかった。まあ、やるだろうという感じでした」と振り返った。