U―15・Jリーグ選抜とリバプールU―15のアカデミーマッチが29日、味の素フィールド西が丘で行われ、Jリーグ選抜が1―0で勝利した。J選抜は2010年生まれの選手が中心、一方のリバプールは2009年生まれの選手が中心で、フィジカルではリバプールが上回っていたが、技術や運動量で対抗したJ選抜が勝利をつかんだ。

 前半21分、J選抜はリバプールDFのミスをついて相手ゴール前でボールを奪うと、FW太田凜空(鳥栖U―15)が落ち着いて流し込み先制に成功した。その後も右サイドのMF柿沼伶音(鹿島つくばジュニアユース)が細かいボールタッチのドリブルからチャンスを作るなど、小気味のよいプレーを見せた。

 リバプールは両ウィングのスピードあふれる突破などからチャンスをつくったが、センターバックに入ったDF竹内悠三(名古屋U―15)を中心に日本の守備陣も粘り強く対応。またリバプールの選手たちは日本の酷暑に適応できず、ピッチに倒れ込む姿も。試合後には両チームの選手たちが披露で倒れ込むなど、ともに力を出し切った姿も見られた。

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