◆明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 横浜FM―リバプール(30日・日産スタジアム)

 20年ぶりの来日となったリバプールと横浜FMの親善試合で、今月3日に交通事故で亡くなったリバプールのFWディオゴ・ジョタを偲ぶ大きな拍手が起きた。

 会場の日産スタジアムに足を運んだリバプールサポーターの呼びかけにより、28歳の若さで急逝したジョタの背番号「20」に合わせて前半20分に会場が総立ちに。

プレーは続いていたが、大きな拍手は約1分間続いた。ジョタを偲ぶ横断幕も掲出され、一部ではチャント(応援歌)を歌うサポーターの姿もあった。

 昨季26試合出場で6得点をマークし、ポルトガル代表でも主力を務めていたジョタは、休暇を過ごしていたスペインの高速道路での事故により、弟でサッカー選手のアンドレ・シルバとともに死亡した。

 チームはジョタの背番号「20」を永久欠番とすることを発表。この日も「20」を表す特別なエンブレムが刻まれたユニフォームを着用してプレーしている。

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