◆明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 横浜FM―リバプール(30日・日産スタジアム)

 20年ぶりに来日したイングランド・プレミアリーグの昨季覇者リバプールが、横浜FMと対戦した。

 前日の段階で約6万9000枚のチケットが発券されていたが、この日、車椅子席を除きチケットが完売。

Jでの過去最多の2004年チャンピオンシップ第1戦・横浜M―浦和(横浜国、6万4899人)、23年の世界的強豪同士の対戦だったバイエルン―マンチェスターC(国立、6万5049人)を上回り、J主催試合では歴代最多を更新する可能性が高まった一戦は、日本代表の主将MF遠藤がベンチスタートも、エジプト代表FWサラー、オランダ代表DFファンダイク、今季から移籍金総額1億1600万ポンド(約228億円)で加入したドイツ代表MFウィルツらが先発に名を連ねた。

 最初にチャンスを作ったのは横浜FMだった。立ち上がりに左からのクロスをMF天野が左足シュートを放つも枠を外れる。

 その後はリバプールがチャンスを何度も作る展開に。前半9分にFWハクポが放った右足シュートはゴール右ポストをたたき、同15分にはウィルツがゴールを狙う。同24分には右ウィングのFWサラーがチャンスメイクをするなどゴールに迫ったが、横浜FMはGK朴を中心にゴールを守る。

 前半途中に横浜FMは新戦力のWユーリ・アラウージョ、FWディーン・デイビッドがデビュー。すると同40分にはデイビッドが左からのクロスを頭で合わせてゴールを狙うが、GKの好セーブに阻まれた。

 このまま前半は0―0で折り返した。

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