◆明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 横浜FM―リバプール(30日・日産スタジアム)
20年ぶりに来日したイングランド・プレミアリーグの昨季覇者リバプールが、横浜FMと対戦した。
日本代表の主将MF遠藤はベンチスタートも、エジプト代表FWサラー、オランダ代表DFファンダイク、今季から移籍金総額1億1600万ポンド(約228億円)で加入したドイツ代表MFウィルツらが先発に名を連ねた一戦。
その後はリバプールがチャンスを何度も作る展開に。前半9分にFWハクポが放った右足シュートはゴール右ポストをたたき、同15分にはウィルツがゴールを狙う。同24分には右ウィングのFWサラーがチャンスメイクをするなどゴールに迫ったが、横浜FMはGK朴を中心にゴールを守る。
前半途中に横浜FMは新戦力のWユーリ・アラウージョ、FWディーン・デイビッドがデビュー。すると同40分にはデイビッドが左からのクロスを頭で合わせてゴールを狙うが、GKの好セーブに阻まれた。
前半は0―0で折り返し、後半立ち上がりにチャンスを作ったのは横浜FM。後半から出場したFW植中がセットプレーから頭でゴールを狙うも枠を捉えられず。
しかし、同10分に植中がゴール前にうまく抜け出して左足シュートをゴール右に流し込んで先制点を決めた。
リバプールは、同15分に遠藤が途中出場し、会場のボルテージが一気に高まると、同17分にMFジョーンズの持ち運びからFWサラーへパス。サラーが中へ折り返すと、エリア内でジョーンズがわずかにタッチして後ろに落とすと、ウィルツが右足シュートでネットを揺らした。
さらに同23分には18歳のFWニョニが右クロスを合わせて、わずか6分間で勝ち越しに成功した。