◇明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 横浜FM1―3リバプール(30日・日産スタジアム)
20年ぶりに来日したイングランド・プレミアリーグの昨季覇者リバプールが、横浜FMと対戦し、3―1で勝利した。
後半10分に横浜FMの植中に先制点を決められたが、同15分に日本代表MF遠藤が主将のDFファンダイクと交代で主将マークを巻いて途中出場し、会場のボルテージが一気に高まると、同17分にMFジョーンズの持ち運びからFWサラーへパス。
さらに同23分には18歳のFWニョニが右クロスを合わせて、わずか6分間で勝ち越しに成功し、最後は同42分に16歳のFWヌグモハがゴールを奪い、3発快勝で勝利を収めた。
試合後会見で、リバプール・スロット監督は、試合の途中で遠藤が主将マークを巻いたことについて聞かれると「ワタは常にチームで大切な役割を担っている。常に試合に出場していて、得点をたくさんしていれば目立つと思いますが、遠藤選手は試合に出る分数が少なくても、いつもチームのために存在してくれている。目立ったプレー時間がなくても、チームのことをよく考えてくれる選手は大事。日本という場でゲームキャプテンになるのは、彼にとってふさわしいこと。それで日本のファン皆様が少しでも喜んでくれたら私たち自身もとてもうれしい」と話した。