8月3日の新潟競馬では注目の良血馬がデビューを迎える。新潟4R・2歳新馬(芝1600メートル)に出走するのは、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組むプロメサアルムンド(牡2歳、美浦・国枝厩舎、父モーリス)。

史上最多の芝G1・9勝を挙げたアーモンドアイの2番子がV発進を決めるか注目が集まっている。

 同馬は、初めてコンタクトを取るルメール騎手を背に7月30日の美浦・Wコースで最終追い切りを済ませた。6ハロン83秒0―11秒6の馬なりで余裕たっぷりに併入でフィニッシュ。母の主戦も務めた鞍上は「走り方は軽かったし、きれいだった。いい手応えでした。新馬戦はマイルですけど、モーリス産駒でも2000メートルまでいけそう」と感触を伝えている。また、「メンタルや態度はアーモンドアイと一緒。馬場入り前のダクで物見したりするところがそうだけど、追い切りを始めてからはすごく真面目」と母に似た面も指摘している。馬名はスペイン語で「世界への約束」。

 初子のアロンズロッドは初戦が10月26日の東京・芝1600メートル。断然の1番人気に支持されたが、上がり最速の33秒6を繰り出しながら4着に敗れている。初勝利は年明けの4戦目、2月8日の東京・芝2400メートル。

クラシック出走へ望みが出てきたものの、レース後に左前膝骨折が判明し、全治6か月以上と診断されていた。

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