大坂なおみ　１１ゲーム連取の４９分で完勝　ベスト８に進出　ナショナルバンク・オープン
大坂なおみ（ロイター） 画像（1枚）

◆テニス　▽ナショナルバンク・オープン（３日、カナダ・モントリオール）

　女子シングルス４回戦が行われ、４大大会４度の優勝を誇る世界ランキング４９位の大坂なおみ（フリー）が、１ゲームしか失わないわずか４９分で快勝だ。元世界１１位で、けがから復帰したアナスタシア・セバストワ（ラトビア）に、第１セットの１オールから１１ゲーム連取の６－１、６－０でストレート勝ちし、ベスト８に進出した。

「うまく作戦が当たった。（応援してくれて）ファンに感謝している」。次戦では、同１３位のエリナ・スビトリナ（ウクライナ）と対戦する。過去の対戦は大坂の４勝３敗。

　大坂は、第１セットの第１ゲームで、相手にブレイクポイントを握られたが、それを逃れると、波に乗った。相手に与えたゲームは、同セットの第２ゲームでサービスゲームをキープされただけ。第３ゲームから破竹の１１ゲーム連取で、１時間もかからず勝利をつかみ取った。

　この勝利で、今大会は１回戦から４勝目。今大会は、世界ツアーの中で、４大大会に次ぐレベルのシリーズで、年間１０大会しかない。４大大会を含む上位２シリーズで、大坂が４勝以上を挙げたのは、２０２２年マイアミオープンで準優勝して以来３年ぶりのことだ。

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