◇世界水泳 第24日(3日、シンガポール)
競泳の女子400メートル個人メドレー予選で、日本勢は小堀倭加(あいおいニッセイ同和損保)が4分36秒62の全体4位、成田実生(ルネサンス金町)が4分37秒12の同6位で午後の決勝に進出。男子に続いて、2人で予選を突破した。
小堀は自己記録の4分36秒55に迫る好タイム。「予選は38秒、出来れば37秒と思っていたので、36秒という数字にビックリ」と振り返った。これまでは自由形を本職としていたが、個人メドレーに本腰を入れて初めて個人で決勝に駒を進めた。「ずっと個人種目の決勝進出を目標にやってきたのですごくうれしい。(決勝は)予選よりタイムを上げられるように頑張りたい」と意気込んだ。
成田は、レース後半に順位を上げて順調に決勝へ。昨夏パリ五輪でも世界の決勝舞台は経験しており、初の表彰台に挑戦する。400M個メは男子も2人が決勝に進んでおり「緊張したけど、倭加さんと男子の2選手のことを思い出して、自分も決勝に行くんだという気持ちで泳げた。自分だけじゃないというのは心の支えになっているし、リレーメンバーもみんなで一緒に頑張りたい。まずは自己ベスト、その先にメダル獲得があると思う」と語った。