J1川崎が2日、元クロアチア代表DFフィリップ・ウレモビッチ(28)=ハイデュク・スプリト=と元U―19セルビア代表FWラザル・ロマニッチ(27)=ボイボディナ=のいずれも完全移籍での加入が決定したと発表した。

 ウレモビッチは、クロアチアの強豪クラブに所属した184センチのセンターバック。

背番号は22。ルビンカザン(ロシア)、ヘルタベルリン(ドイツ)などでプレー経験があり、2020年に代表デビューし、通算6試合に出場した。今夏にトットナム(イングランド)に移籍した日本代表DF高井幸大(20)が抜けたポジションを埋めることになりそうだ。

 クラブを通じて「温かく歓迎してくれたチームに感謝しています。本当にありがとうございます。一緒にチームが掲げている目標を達成し、最高のシーズンになるよう頑張りましょう。またすぐスタジアムで会えるのを楽しみにしています」とコメントした。

 ロマニッチは、セルビア1部に所属した183センチのストライカー。背番号は91。E―1選手権の日本代表に選出されたFW山田新(25)が今夏、スコットランド1部セルティックに移籍し、FWの補強に動いていた。

 移籍に際して「フロンターレのファン・サポーターの皆さん、こんにちは。川崎に来ることができて、とてもうれしいです。

チームのために全力を尽くします。よろしくお願いします」と談話を発表した。

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