◇30周年記念チャリティーマッチ KOBE DREAMS―WORLD DREAMS(2日・ノエビアスタジアム神戸)
J1の神戸が2日、クラブの創設30周年を記念してチャリティーマッチを行う。出場メンバーはJFLアトレチコ鈴鹿の元日本代表FW三浦知良、神戸の現監督である吉田孝行氏、トーマス・フェルマーレン氏など超豪華。
試合に先駆けて行われたトークショーでは、永島優美アナウンサーがMCを務める中、父である永島昭浩氏、初代監督のスチュアートバクスター氏、大久保嘉人氏、FW佐々木大樹、安田大サーカスの団長安田が参加した。
2部構成の2部では、永島氏、大久保氏、佐々木の歴代「背番号13」3名が登壇した。永島氏が、高校時代に初めて出場した全国大会で背負った番号ということと、元西ドイツ代表のゲルト・ミュラー氏から影響を受けて付けてから、神戸のエース番号として受け継がれてきた同番号。それぞれに背負った経緯や、思いを告白した。今季からエース番号を受け継いだ佐々木には、大久保から「チームを勝たせられる選手」と絶賛の声が飛んだが、「シュートがね…」と“注文”も。佐々木自身も常々口にしている部分も言及したが、「ゴールを取れる選手になれば、間違いなく代表に入れる」とJ1最多得点数を誇るストライカーとして、太鼓判も押した。
永島氏とは初対面だったとも明かした佐々木は、トークショー後「まじで緊張しました。さすがにいつもの自分じゃなかった」と、レジェンドたちとの共演に笑顔。「改めてすごい人たちが付けていたんだと実感したからなおさら、13番に恥のないような選手になりたい。13番を付けていたうちの一人として名前を出されるようなインパクトを残していきたい」と、覚悟を強めた。