◆親善試合 G大阪1―2Sランス(2日・パナスタ)

 日本ツアーで来日中のフランス2部Sランスは、ツアー3戦目でG大阪と対戦し、2―1で勝利した。

 前半1分、G大阪が右サイドから仕掛け、最後はペナルティーエリアでパスを受けたFWヒュメットがネットを揺らし、先制。

1点を追うSランスは同16分にMFザビが同点のゴール。後半19分にはMFテマウが追加点を挙げ、勝利した。日本ツアーはJ2山形、J1柏に敗れていたが、最後は白星で終えた。

 日本代表MF伊東純也は左足首を負傷し、完治していないため、後半40分から途中出場。「3連敗しなくてよかった。せっかく見に来てくれた人のためにも出場できたらと思って」とピッチに立った。試合後、ベルギーメディアで報道された移籍についても言及。「まだ(移籍先は)決まっていない。年も年なので、いい条件のところを選びたい。どこに行くかも言えないけど、ある程度(Sランスから)出ることは出るかな」と移籍を示唆した。

 先発出場したDF関根大輝(22)は「3連敗で帰るのだけは避けたかった。一勝できて、フランス帰れてよかったです。

3試合の中で一番手応えがあった。開幕戦はこの勢いのまま、フランスに帰って勝てればと思います」と話した。伊東の移籍に関して聞かれると、「まだ分からないけど、色々助けてもらったので、いなくなったらさみしい」と先輩へ感謝を伝えた。

 FW中村敬斗(25)は体調不良により来日していない。

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