8月3日の新潟2R・2歳新馬(ダート1800メートル=15頭立て)は、3番人気のチャチャコマニ(牝2歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父ホッコータルマエ)が直線でもしぶとく伸びてデビュー戦を勝利で飾った。勝ち時計は1分56秒7(良)。
前半1000メートル64秒3という流れのなか、向こう正面で外、外を好位まで押し上げる。4角手前で手が動いたが、最後までジワジワと脚を使って1番人気のイナズマダイモンを半馬身差で退けた。戸崎圭太騎手が「おとなしい馬。もう少し力をつけてくれるといいなという中で、勝てたので先々が楽しみ」と語れば、佐藤悠太調教師も「まだ良くなってくると感じた中で、勝ち切れたのは大きかった。女の子だけど根性が良かった」と良化途上での勝利を喜んだ。
次走は馬の成長や状態を見ながら検討される。