インターナショナルS・英G1(8月20日、ヨーク競馬場・芝2050メートル)に参戦予定のダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)が8月3日、栗東トレーニングセンターで国内最終追い切りを行った。ハウリングウィンド(3歳1勝クラス)と併せ、序盤はゆったりと入り、ラスト2ハロンは11秒6―12秒3(6ハロン91秒4)とラストは軽快に伸びた。
手綱を執った安田調教師は「左回りでしっかり馬の後ろで我慢できるか確認して、向こうでどれくらい負荷をかけられるか知りたかった」と狙いを説明。「暑さにも対応できていますし、検疫を出るまでは上手に過ごせました。ドバイ前よりは大人になっていますが、まだ幼さを残していますし、そのあたりが今回の遠征で成長してくれれば今後が楽しみになりますね」と期待も込めた。
今年のドバイ・シーマクラシックを制した24年の日本ダービー馬。海外G12勝目に向け、8月5日に成田国際空港から出国する予定。英国G1に出走後は海外転戦はせず、秋は国内に専念する方針をトレーナーが明かしている。