8月3日の新潟3R・2歳未勝利(芝1600メートル=6頭立て)は、新馬戦5着のニシノエースサマ(牡2歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スワーヴリチャード)が、直線で後続を5馬身引き離して圧勝した。勝ち時計は1分34秒6(良)。

 3コーナーに向けて長く伸びるバックストレッチで先頭を奪うと、そこからは影を踏ませぬ逃走劇。直線ではみるみると後続を引き離した。津村明秀騎手は「頭数が少なくてペースも遅くなりそうだったので、自分のリズムで運ぶことを心がけて、気持ち良く行くことができた。(2戦目で)動きが軽くなっていたし、落ち着きも出て、良くなっていました」と笑顔。鹿戸雄一調教師は「体が締まって、レースも自分のペースで走れて強い競馬だった。前回より稽古から馬がやる気になっていた」と上昇を感じる中での勝利だった。

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