◆プロボクシング ▽OPBF&日本ライトフライ級王座決定戦12回戦 井上彪―谷口将隆(8・3、大阪・住吉区民センター)
東洋太平洋ライトフライ級7位、日本同級1位の井上彪(たける)=六島=と、元WBO世界ミニマム級王者で東洋太平洋ライトフライ級2位、日本同級2位の谷口将隆=ワタナベ=が、東洋太平洋&日本ライトフライ級王座決定戦12回戦を行い、谷口が5回43秒TKO勝ちとした。
1回、ボディーを狙う井上に対し、サウスポーの谷口の左フックが井上の顔面を捉え、体勢を崩した。
井上は、地元・宮崎の日章学園で高校2冠に輝き、近大を経て、大阪府警に奉職。だが、「ボクシングをやり切っていない」と1年半で退職し、プロ入り。デビュー戦から4連勝(2KO)も5戦目で初黒星を喫した。「谷口さんに勝てれば周りからの注目度も、見る目も変わる。爪痕を残して勝ちたい」と意気込んでいたが、悔しい結果に終わった。
通算戦績は谷口が26戦21勝(15KO)5敗、井上が7戦4勝(2KO)2敗1分け。