◇チャレンジカップ2025 大倉山サマージャンプ大会(3日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=HS137メートル、K点123メートル)

 女子は、昨季の世界選手権複合で銅メダルを獲得した葛西春香(早大)が、合計184・3点でジャンプの専門選手を押しのけて初優勝した。

 1回目に128・5メートルで首位に立つと2回目は114・5点と飛距離を伸ばせなかったとはいえ、1回目の貯金で逃げ切った。

女子の複合選手がジャンプ選手に交じって優勝することは異例で、葛西は「トップの選手が出場する中でいいジャンプができて、優勝することができたので、次の(海外の)サマーグランプリにつながるいい自信にすることができました」と笑顔。

 今シーズンに向けて「まだW杯で優勝がないので初優勝と総合優勝を狙っていきたい」と大きな目標を掲げた。

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