◆世界水泳 最終日(3日、シンガポール)

 男子400メートル個人メドレー決勝で、昨夏パリ五輪銀メダルの松下知之が、4分8秒32の自己新記録で銀メダルを獲得。初出場の西川我咲(ともに東洋大)が4分10秒21で、4位入賞を果たした。

 昨夏に続き、2年連続で2位となった松下。世界記録保持者の絶対王者、マルシャンとの距離を測る意味でも大事なレースだった。「マルシャン選手が狙える位置にはいると、確認できた」。よりライバルとの距離感を意識。結果も受け止めた。「今回は、上を目指した銀メダル。メダルだと思う」とした。

 競泳最終日、五輪メダリストとして自己記録更新という結果で、競泳ニッポンに存在感を示した。「センターポールに日の丸を掲げられるように頑張りたい。ロスに向けては自分がどの位置にいるか、分かった大会だった。モチベーションになる、いい大会になった。自分がロスで一番になれたら」と、気持ちを新たにしていた。

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