◆第30回エルムS・G3(8月9日、札幌競馬場・ダート1700メートル)=8月5日、函館競馬場

 ウィリアムバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎、父ミッキーアイル)が東海S、日本テレビ盃に続く重賞3勝目へ好ムードだ。

 スタートが速く、札幌は21年8月に未勝利勝ちして以来、約4年ぶりの出走となるが、スタートが速く器用に立ち回れるタイプでコーナー4つの小回りコースは歓迎。

「コーナーで加速できるので、リードがとれる。札幌の1700メートルはこれ以上、ないくらいベストに近い条件」と黒野助手も期待を寄せた。

 距離的にはベストでなかったマイル戦のかしわ記念で2着に入るなど、地力の高さも証明。「中山(のラジオ日本賞)で(今回と同じ)59キロで勝っている」と斤量も問題なし。「王道の競馬を」と同助手。積極的に運び、ライバルをねじ伏せる。

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