【エルムＳ】昨年覇者のペイシャエスは６歳でもまだまだ成長中　陣営「まだパンとしていない部分がある」
キャンター調整を終え引きあげるペイシャエス（カメラ・高橋　由二） 画像（1枚）

◆第３０回エルムＳ・Ｇ３（８月９日、札幌競馬場・ダート１７００メートル）＝８月５日、札幌競馬場

　昨年の覇者ペイシャエス（牡６歳、美浦・小西一男厩舎、父エスポワールシチー）は、７月２６日に現地入り。３１日にの１週前追い切りではダートコースでラスト１ハロン１１秒６（５ハロン７０秒９）と抜群の伸びを見せ、状態の良さをうかがわせた。

吉開助手も「最初はゆるい感じがありましたが、先週やってパンとしました。順調にきています。もともとマーキュリーＣ（７月２１日、盛岡競馬場）を使う予定が入らなかったので、乗り込みは十分にできています」と手応え十分。

　６歳の夏になったが、衰えどころか成長途上のようだ。同助手は「むしろまだ伸びしろがありそうです。パンとしていない部分があるし、さらに良くなると思います。暑さだけに弱いんですが、そういう意味でも札幌滞在はいいかもしれません」と声を弾ませた。

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