卓球で世界のトップ選手が集い、シングルスで頂点を決める「WTTチャンピオンズ横浜」は7日から5日間、横浜BUNTAIで日本初開催される。5日は横浜市内で男女の組み合わせ抽選が行われた。

女子シングルスは世界ランク日本勢トップ6位で17歳・張本美和(木下グループ)は、1回戦で韓国のエース・申裕斌と対戦し、ともに勝てば2回戦では、昨夏のパリ五輪銅メダルで同13位の早田ひな(日本生命)と激突することになった。

 世界ランク8位で5月の世界卓球個人戦銅メダルの伊藤美誠(スターツ)は、1回戦で同35位の黃怡樺(台湾)と対戦。同9位で昨年10月にモンペリエで開催されたチャンピオンズを制している大藤沙月(ミキハウス)は、同41位のチ・ミンヒョン(オーストラリア)と初戦で激突。ホスト国のワイルドカードで出場が決まった同11位の橋本帆乃香(デンソー)は、1回戦で台湾エースの鄭怡静と対戦する。

 ◆WTTチャンピオンズ 世界ランク上位30人と、各1名の開催国、WTT指名のワイルドカードの選手のみが出場し、トーナメント形式で争うWTT(国際卓球連盟の子会社)運営の国際大会。今年は6大会開催。日本開催は初めてで、横浜BUNTAIでは7~11日に行われる。WTT主催シリーズの格付けは3番目で、賞金総額50万ドル(約7400万円)、優勝賞金4万ドル(約592万円)、世界ランクに反映されるポイント付与は優勝で1000。22年7月にハンガリー・ブダペストで初開催され、日本勢は男子の張本智和が優勝し、昨年10月のフランス・モンペリエでは女子の大藤沙月が制した。日本女子は5選手が参加する

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