陸上男子100メートルの桐生祥秀(日本生命)が5日、自身のSNSを更新し、この後予定していた国内の4試合をキャンセルし、東京世界陸上(9月)へ向けた調整期間に当てることを明かした。

 3日の富士北麓ワールドトライアル(山梨・富士北麓公園)で9秒99(追い風1・5メートル)をマークし、東京世界陸上の参加標準記録(10秒00)を突破。

7月上旬の日本選手権で5年ぶり3度目の優勝を飾っており、代表入りが確実となった。

 桐生は「日本選手権後、イタリア、オーストリア、山梨と続けて試合に出場してきました。気を張りながら臨んだ連戦は自分にとって大きな経験となりましたが、ここで一度コンディションを整えるため、予定していた4試合はキャンセルし、世界陸上に向けた調整に専念することにしました」とつづった。

 世界陸上へ「試合を楽しみにしてくださっていた皆さんには申し訳ない気持ちもありますが、さらに良いパフォーマンスをお見せできるよう、しっかり準備していきます!」と意気込みを語った。

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