全日本プロレスは6日までに10日に長野・長野・エア・ウォーターアリーナ松本(松本市総合体育館)で開催する「熱闘!サマーアクションウォーズ2025」の全対戦カード、試合順をを発表した。
セミファイナルで世界ジュニアヘビー級王者の吉岡世起が松本市出身で「ゼンニチJr.フェスティバル2025」に優勝した青柳亮生と3度目の防衛戦を行う。
兄の優馬と共に松本市観光アンバサダーを務める亮生。優馬はメインイベントで斉藤ジュンの三冠ヘビー級王座に挑戦する。「青柳兄弟」そろってのふるさとでの挑戦に「松本でスーパーヒーローになりたい。兄弟そろってチャンピオンになって」と意気込み、迎え撃つ吉岡は「地元で泣かせてやろうと思ってます徹底的に叩き潰したい」と防衛を宣言した。
会見で記者から「松本市」の良さを聞かれた亮生は「松本に来たらぜひ山賊焼を食べていただきたいですね。でっかい唐揚げみたいな感じなんですけど。なぜ山賊焼なのかっていう話になるんですけど、から揚げなんですけど山賊焼なんです」と明かすと、王者は「焼きでしょ?揚げてない?」と疑問を投げかけた。
これに亮生は「山賊焼なんですけど、揚がってるんですよ」と主張し、命名の由来を「山賊って何する人かわかります? ものを取り上げたり、取り上げたり…鳥揚げるんですよ。で、山賊焼きになったって話があるんです」と説明し、遠方から松本へ来場するファンへ「松本の名物なので、よかったら山賊焼き食べてください」とPRした。
それでも吉岡は、から揚げであることから「山賊揚げじゃん」となおも食い下がると亮生は「松本市に問い合わせてください」とかわした。山賊焼「論争」が勃発した世界ジュニア戦。
ちなみに松本市公式観光情報「新まつもと物語」を検索すると山賊焼は「鶏の肉をニンニクなどの入った汁に漬け込み、片栗粉をまぶしてあげたものを山賊焼と呼んでいます。一度は忘れかけられていたこの郷土食が2011年に再ブーム。今では松本のグルメに欠かせません。松本では、クリスマスの季節のスーパーにもローストチキンとともに山賊焼きが並びます」と説明していた。
◆8・10松本大会全対戦カード
▼三冠ヘビー級選手権試合
王者・斉藤ジュン vs 挑戦者・青柳優馬
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
王者・吉岡世起 vs 挑戦者・青柳亮生
▼第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
綾部蓮、タロース vs 本田竜輝、関本大介
▼信州プロレス提供試合 6人タッグマッチ
グレート☆無茶、マスクド丸幸、狐ジロー vs ダイヤモンドフユカイ、THEよっちゃん。、ペルケーロ
▼第4試合 ゼンニチ本隊 vs HAVOC 6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.、MUSASHI vs 芦野祥太郎、ザイオン、オデッセイ
▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
ライジングHAYATO、田村男児 vs “ミスター斉藤”土井成樹、セニョール斉藤
▼第2試合 全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・大森北斗、羆嵐、他花師 vs 挑戦者組・越中詩郎、黒潮TOKYOジャパン、立花誠吾
▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
鈴木秀樹 vs 井上凌