横綱・豊昇龍が７日の夏巡業から復帰「明日から出る」　名古屋場所は左足負傷で途中休場
７日から再開する夏巡業へ向かうバスに乗り込んだ豊昇龍（カメラ・山田　豊） 画像（1枚）

　大相撲の夏巡業が再開される茨城・古河市巡業（７日）に向けて６日、横綱・豊昇龍（立浪）らが東京・両国国技館からバスで出発した。

　横綱はめがね姿で集合場所に現れた。

７月の名古屋場所を左足親指の負傷で途中休場し、３日から始まった夏巡業は「左拇趾、脱臼骨折」の診断書を出してここまで休場していたが、「明日から出る。（取組の）割には入っている」と言葉は少なくとも明言した。横綱土俵入りも行う予定。横綱・大の里（二所ノ関）とともに巡業で土俵入りするのは初となる。

　新横綱だった３月の春場所も途中休場。東京・両国国技館での秋場所（９月１４日初日）は万全な状態で迎え、横綱の責務である優勝争いの中心になる。

　◇豊昇龍　智勝（ほうしょうりゅう・ともかつ）本名はスガラグチャー・ビャンバスレン。１９９９年５月２２日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。２６歳。元横綱・朝青龍の長兄の息子で、３兄弟の次男。５歳から柔道。レスリング留学した千葉・日体大柏高で相撲に転向し、３年時に高校総体２位。

１８年初場所で初土俵。２０年秋場所で新入幕。２３年秋場所で新大関。２５年春場所で新横綱。得意は右四つ、寄り、投げ。１８８センチ、１５０キロ。

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