◆バスケットボール男子 アジアカップ 日本99―68シリア(6日、ジッダ)
54年ぶりアジアの頂点へ、ホーバスジャパンがグループリーグ初戦を快勝で飾った。世界ランク21位の日本は同71位のシリアに99―68で勝利。
パリ五輪代表の富永啓生(北海道)は第4クオーターに2本の3ポイント(P)シュートを決めるなど、チーム2位の18得点を挙げ、勝利に貢献した。前半は32―41とリードを許す展開となり、「なかなかうまくかみ合わなかったり、雰囲気も問題はあった」と振り返った。後半に67得点を挙げチームは逆転。「優勝を目指していて、こんな試合をしてはダメだという前半だった。後半は自分たちのプレーを意識して、点差ひっくり返すことができた」とうなずいた。
自身は前半で持ち味の3Pが決まらなかったが、試合終盤で修正。「前半は決まらなくてチームに迷惑をかけた。どうにか後半は、というところで2本決められた」。8日には世界ランク28位のイランと対戦。「グループリーグでイラン戦が一番重要視される。次の試合はすごく大事。