テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は7日、モバイルバッテリーなどに使われているリチウムイオン電池の発火事故が相次いでいることを報じた。
過去、発火事故は8月に最も多く発生していることを番組は伝えた。
さらに国交省が7月8日から機内でのモバイルバッテリーの取り扱いを変更したことを報じた。きっかけは今年1月28日に韓国の金浦空港で機内持ち込みのモバイルバッテリーが出火し旅客機の火災事故が発生したことで、これを受け国交省は変更点として機内に持ち込んだ場合は収納棚に収納しないようにする。使用する際、充電する際は常に目に付く場所で使うようにしてほしいという。
コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、機内に持ち込んだモバイルバッテリーが出火した前例を受け、購入した客が粗悪品なのかどうかは判別できないため「これ飛行機、飛んでる時だったら落ちますよ。収納棚に入れないなんていうことで足りるんですかね?」と疑問を投げかけ「モバイルバッテリー持ち込めないにしないとダメなんじゃないですかね」と提言した。
さらに、モバイルバッテリーが粗悪品かどうかは空港でチェックも難しく「当面、安全なものが出るまでは全部やめるしかないんじゃないですか」と繰り返し提言していた。