◆第30回エルムS・G3(8月9日、札幌競馬場・ダート1700メートル)=8月7日、函館競馬場

 松山弘平騎手=栗東・フリー=がJRA全10場重賞制覇に挑む。JRA重賞通算51勝をマークしているが、昨年8月の関屋記念をトゥードジボンで制し残すのは札幌だけ。

「10場制覇は新潟で勝たせてもらった昨年から知っていますし、何とか達成したいですね」と力を込めた。

 「チャンスのある馬に乗せてもらっている」と高評価するパートナーのドゥラエレーデ(牡5歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)は、今回が初コンビ。6日の最終追い切りに騎乗しダートコースで5ハロン70秒2―11秒4。馬なりだったが、パワフルかつダイナミックなフォームで駆けた。

 「調整程度でしたが、しっかり反応していましたし、しまいの動きも良かった。長く脚を使えるところが持ち味」と特徴も把握済み。武豊騎手や池添謙一騎手らに続く現役4人目、史上7人目の快挙達成なるか注目だ。

編集部おすすめ